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2017年04月15日 (土) | 編集 |
訪問日:2016年4月

此隅山城(このすみやまじょう)は兵庫県豊岡市にあったお城です。
山名氏城跡として国史跡に指定されています。
築城時期は定かでないものの,14世紀後半 南北朝時代に山名時義が築城したと言われる。
山名氏は室町時代には六分の一殿と呼ばれる程の一大勢力となり,山名宗全は応仁の乱の西軍の将として良く知られるところです。そのような山名氏が戦国末期には但馬守護として本拠地としたのがこの此隅山城です。しかしながら1569年 山名祐豊(やまなすけとよ)が当主の時に織田信長軍に攻められて落城。1574年 但馬に復帰した山名祐豊は本拠地を有子山城へ移し廃城となったようです。


此隅山城/01遠景  此隅山城/02いずし古代学習館
【左】此隅山城の遠景,手前の濃い緑が宗鏡寺砦です。
【右】麓のいずし古代学習館に駐車場があり,建物の裏側に登山口があります。

此隅山城/縄張図
古代学習館で立派なパンフレットを入手することが出来,わかりやすい縄張図が掲載されていましたので,これで説明します。
実際には西側(左)の道路を挟んだ尾根にも小曲輪が続いているため非常に広大な城域であったことがわかっており東西は1200mにも及ぶそうです。

此隅山城/03入口  此隅山城/04熊注
【左】いずし古代学習館裏の登山口。
【右】お約束の熊出没注意。

此隅山城/05登山道  此隅山城/06古墳
【左】暫く急な登山道を登ります。
【右】この辺りから尾根沿いに小規模な古墳と考えられている地形が連続しています。
そのまま曲輪として使用したものもあるかもしれません。

此隅山城/07曲輪  此隅山城/08急坂
【左】明らかな削平地が曲輪であり,この辺りから本格的に城郭遺構を見ることが出来ます
【右】尾根筋の曲輪の後は急斜面をロープを伝って登ります。

此隅山城/09堀切  此隅山城/10竪堀
【左】急坂を超えると堀切があります。縄張図では③にあたります。
【右】堀切の東斜面には数本の竪堀が掘られ回り込む敵を遮断します。

此隅山城/11曲輪2  此隅山城/12土塁
【左】堀切を越え西側にある曲輪(②)。
【右】この曲輪には土塁がL字形に築かれています。

此隅山城/13見張り曲輪5  此隅山城/14主郭へ
【左】さらに西に進んだところにある曲輪(⑤)の突端。
木が無ければ眺望が良いので見張り台として機能したのではないかと思います。
【右】折り返して東側にある主郭に向かうのですが、写真のような岩がゴロゴロある急斜面を登ります。

此隅山城/15主郭切岸  此隅山城/16主郭
【左】主郭の手前の曲輪。主郭の切岸が見えてきました。
【右】主郭の様子。

此隅山城/17主郭2  此隅山城/18眺望
【左】登って来た方を振り返る。切岸が良いですね。
【右】主郭は眺望が良い。今回は行かなかった西側に続く尾根を見ておりこちらにも小曲輪群が確認されています。

此隅山城/19下山  此隅山城/20見張り曲輪
【左】下山のルートは主郭の脇から袴狭登山口へ向けております。
こちらにも城域は続きこのように城道を屈曲させた場所がありました。
【右】これは見張り場に良さそうな曲輪です。

此隅山城/21下山口  此隅山城/22宮内堀脇遺跡
【左】袴狭登山口に下りてきました。
【右】山麓の宮内堀脇遺跡です。発掘調査の結果ここでは土塁や武家屋敷跡等が出土しています。

此隅山城/23大手.  此隅山城/24大手土塁
【左】城の西側にある御屋敷跡
【右】ここに大手門跡土塁が残っています。

此隅山城/25大手案内  此隅山城/26宗鏡寺砦
【左】大手門の案内は折れていました。おかげで場所を特定するのに時間がかかりました。
【右】城の南西部に張出した宗鏡寺砦を目指します。

有子山城/分岐 此隅山城/27宗鏡入口
【左】ここを左に入らないと,どんどん谷筋を山の中に向かってしまいます。
【右】ここから尾根に取りつきます。

此隅山城/28宗鏡堀切  此隅山城/29宗鏡土塁
【左】これが見所。土塁を伴った堀切です。
【右】堀切のそばに築かれた土塁はある一定の面積をもっており櫓などが立っていたかもしれません。

此隅山城/30宗鏡  此隅山城/31宗鏡帯曲輪
【左】宗鏡寺砦では最大の曲輪
【右】帯曲輪に周りに巡らされた幾つかの削平地を確認すること出来ます。

室町時代には細川氏と二分する程の勢力を持った山名氏の本拠地です。
戦国末期には有子山城に移りましたが,此隅山城こそ長きに渡り山名氏を支えた山城と言えるです。


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