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2019年08月17日 (土) | 編集 |
訪問日:2017年5月

香宗城(こうそうじょう)は高知県香南市にあったお城で市史跡に指定されています。
香宗我部城(こうそかべじょう)とも呼ばれます。
鎌倉時代の1193年に地頭職としてこの地に入った中原秋家の養子である秋通香宗我部(こうそかべ)と性を名乗り香宗我部氏の初代となりました。香宗城もこの頃に築かれたとされ,以後 香宗我部氏代々の居城となります。香宗我部氏は室町時代には勢力を伸ばし土佐七雄に数えられる豪族となりましたが,戦国時代の1526年に安芸氏との戦いで香宗我部親秀は嫡男の秀義を失います。さらに西からは長宗我部氏が勢力拡大し東西の勢力に挟まれることになりました。
親秀は長宗我部国親の三男である親泰(ちかやす)を養子に迎え長宗我部氏の傘下に入る道を選びました。
香宗我部親泰長宗我部元親の次弟にあたり,その上の兄である吉良親貞とともに長宗我部氏の一門衆として土佐統一から四国制覇目指す元親の下で活躍しました。安芸氏を攻め滅ぼした後は親泰は安芸城に移りましたが,その後も阿波国攻略の主力を担ったり,中央政権との外交も担当するなど,よく兄を助けた名将でした。

香宗城/01香宗城正面.jpg  香宗城/02土塁裏.jpg
●道路に面した土盛が香宗城の土塁の残欠と言われています。
ここに案内板もあり,唯一のと言って良い遺構です。
●裏側に回り込むと上に登れるようです。

香宗城/03城碑.jpg  香宗城/04城八幡.jpg
●登り口の前にある城碑香宗城址之碑とあります。
●土塁跡の上にあった八幡宮です、

香宗城/05宝鏡寺跡.jpg  香宗城/06香宗我部親泰五輪塔.jpg
●少し離れているのですが,南に300m程行ったところにある宝鏡寺跡
県史跡にも指定されており1585年に香宗我部親泰が菩提寺として建立しましたが,明治時代に廃寺となっています。
●ここに香宗我部氏代々の五輪塔が写真は親泰のものです。
背後の石柱には従四位香宗我部安藝守親泰と案内があります。

語られることの少ない隠れた名将 香宗我部親泰。彼の補佐無くして兄である長宗我部元親の勢力拡大は無かったといっても過言でありません。城跡も地味ですがここは是非とも立ち寄って欲しい場所です。


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