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2019年09月29日 (日) | 編集 |
訪問日:2017年5月

姫野々城は高知県高岡郡津野町にあったお城です。
町史跡に指定されています。
築城年代は不明ですが,代々この城を居城とした津野氏がこの地に入ったのは913年,1224年の二つの説があります。
津野氏は土佐七雄の一つとして高岡郡全域に勢力を持ちましたが,1517年に津野元実一条氏との戦いで戦死したことにより衰退し一条氏の支配下にはいりました。さらに,戦国時代後期の津野勝興の時代になると長宗我部氏より養子を迎え入れ傘下に入りました。この時迎え入れらたのが長宗我部元親の三男である津野親忠であり,津野氏の中でも最も知名度が高いのではないでしょうか。この親忠は元親の跡目相続争いで疎まれ幽閉された挙句,関ヶ原の戦いの後に元親の後を継いだ長宗我部盛親に切腹させられてしましました。このことが長宗我部氏の所領没収に繋がったとされます。

姫野々城/01遠景.jpg  姫野々城/02遊歩道へ.jpg
●比高196mの山に築かれた姫野々城の遠景。
●途中の白雲神社までは車道がつけられており車で上がることもできます。

姫野々城/03神社への道.jpg  姫野々城/04遊歩道入口.jpg
●神社へ続く車道。行きはこの道を歩きました。
●現在,白雲神社のある削平地も当時は出丸のような曲輪であったと想定されます。
ここからは遊歩道が整備されています。

姫野々城/縄張り図
現地の案内板にあった縄張図ですが,掠れて見難くなっていましたので字を書き込みました。左が北側になります。
見ての通り尾根全体にみっしりと堀切竪堀が配された縄張りで,この城を特徴づける点かと思います。

姫野々城/05登山道.jpg  姫野々城/06竪堀1.jpg
●南の尾根から遊歩道を進みます。
●しばらく登ると最初の竪堀が見えてきました。

姫野々城/07かわらけ.jpg  姫野々城/08平場2.jpg
●この場所で大量のカワラケ 皿や碗が出土したと説明があります。兵士が見張りをしていたと考えられています。
平場2と示された削平地に到着しましたが,それ程広い曲輪ではありません。

姫野々城/09堀切1-1.jpg  姫野々城/10平場1.jpg
●平場2の先には二本の堀切が連続しており左右に竪堀となって落ちていきます。
●堀切を超えると平場1という曲輪。こちらは面積の大きい曲輪です。

姫野々城/11堀切3.jpg  姫野々城/12堀切3-2.jpg
●平場1の先も二重堀切となっています。
堀切に下りてみました。

姫野々城/13竪堀3.jpg  姫野々城/14二重堀切.jpg
●ほとんどの堀切は竪堀となって斜面を落ちていきます。
●尾根筋の堀切を上から見るとこのような感じです。

姫野々城/15二の段側面へ.jpg  姫野々城/16畝状竪堀.jpg
●中心部の二ノ段の切岸が見えてきました。
ここからはそのまま上がらず右に回り込んで東尾根にある東本城を目指します。
●写真では分かりにくいですが中心部の周辺には多くの畝状竪堀が築かれたいます。

姫野々城/17竪堀右側.jpg  姫野々城/18横堀.jpg
●中心部の南東側の竪堀です。
●中心部の南東下を沿うように掘られている横堀

姫野々城/19東本城へ.jpg  姫野々城/20連続堀切.jpg
●尾根筋を東本城へ進みます。
●東尾根も連続する堀切竪堀が築かれています。

姫野々城/21東本城.jpg  姫野々城/22北側畝状.jpg
東本城の様子。あまり整備もされておらず視界も開けていません。
●二ノ段の北側に戻ってきました。この辺りの畝状竪堀も見所です。
写真ではわかりにくいので矢印入れています。

姫野々城/23畝状元.jpg  姫野々城/24畝状判別.jpg
●畝状竪堀を分かりやすくするために同行者に手伝って貰いました。これは二人とも堀の中に入っています。
●少し動いて後ろの人が畝の上に乗っています。

姫野々城/25畝状最終.jpg  姫野々城/26石積み?.jpg
●反対側から見た畝状竪堀
●二ノ段に向かいます。これは石積みの名残でしょうか。

姫野々城/33二の段虎口.jpg  姫野々城/27二の段南.jpg
二ノ段虎口です。
二ノ段南の様子です。礎石も確認されていることから建物があったと考えられています。

姫野々城/29二の段北.jpg  姫野々城/30石積み.jpg
●二ノ段を一通り見ていきます。帯曲輪になっている二ノ段北は生活空間と言われています。
石積みも残っていました。

姫野々城/31二の段西.jpg  姫野々城/28詰の段へ.jpg
二ノ段西は防御施設と言われています。
●二ノ段より詰ノ段に向かう通路です。

 姫野々城/32詰の段.jpg  姫野々城/34白雲神社.jpg
●最高所に当たる詰ノ段です。建物跡や輸入陶磁器などが発見されています。
白雲神社まで下りてきました。帰りは神社の参道を下りていきます。

姫野々城/35下山.jpg  姫野々城/36神社口.jpg
●神社の参道。これは上ると結構しんどいかもしれません。
●神社参道は域に登った車道の西側に下りてきます。

土佐七雄 津野氏の本拠地はこれでもかというほどの堀切と竪堀で覆いつくされたお城ですが,遊歩道を除く整備状況は万全とは言えず。もう少しこれらが明確にわかるように整備すればお城ファンを狂喜させることでしょう。


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テーマ:史跡
ジャンル:学問・文化・芸術
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